- japonipaichiba
こどもの日なのでこどもが出てくる映画が無性に観たくなる。
一昨日ですが小津安二郎の「お早よう」を観ました。
前から可愛いジャケットの映画だなとは思っていたのですが、
たまたまHuluでみつけたので、この機会に見ることに。
全体のストーリーやキャラクターの説明などは書きませんが
出てくる兄弟のペアルック!!!!!!!悶死!!!!!
兄弟達が住む地域の家は、煙突から煙の出る工業地帯や
真新しそうな集合住宅地からは少し離れた所にある
一個建ての慎ましくて可愛らしい外観の家。
あれ、、、?お隣さんもご近所さんも同じ外観の家。少し仮設住宅風。。
ご近所にもテレビが一つという戦後の頃なのかぁ。
ふんふん、、、、ちょっと待って。
昼間はほぼお隣の生活が丸見えではないですか。。
んーなかなかな住環境だ。
Twitterで簡単に流れてそうな信憑性の薄い奥様方の情報交換もかなりなものがある。
そうねぇ、、こども達がとにかく救われます!
テレビを買ってくれるまで口をきかないんだいっ!と
お父さんお母さんに啖呵を切ったまではまだわかりますが、
それが家の中だけでなくご近所さんにも友達にも
学校の先生にも平等に発動している。
買ってもらえるまではなんとしても誰とも口きかないぞ!挨拶なんかするもんか!
という一見鉄の意志に見えるが融通の利かない不器用さがかわいい。
全ては家にテレビが欲しい!ただそれだけ!
それまで口にチャックな!といった所がたまらなくかわいい。
周りの大人達もそれがわかってて見守っている感じもおおらかで良いのです。
弟は普段から社交的なのか、
覚えたての英語で近所の大人のお姉さんにアイラブユー♪と
挨拶の返しをしているのですが、
そんな弟の勇がシリアスな顔でタンマ制はアリかナシかを
真剣に兄の実に尋ねる所も超絶かわいい。
タンマって久々に聞いたな。。。。
可愛すぎてずっとホッコリした気持ちで観れました。
イラストはそんな勇のタンマのポーズです。
